置き画
衣服を平らな場所に置き、真上から撮影する商品写真のスタイル。
置き画とは?
**置き画(フラットレイ)**とは、衣服を平らな場所に置き、真上から撮影した商品写真のことです。標準的な3つのアパレル撮影手法の中で最もスピーディーかつ低コストで行えます。モデルやマネキンは必要なく、衣服、すっきりとした背景、そして俯瞰撮影用のカメラさえあれば撮影可能です。

3つの標準的な撮影手法
| 手法 | 伝わる情報 | コスト | デメリット |
|---|---|---|---|
| 置き画 | シルエット、色、柄、スタイリングの組み合わせ | 最も低い | 立体感や着用時のサイズ感が伝わらない |
| ゴーストマネキン | モデルなしでの立体的な着用シルエット | 中程度 | 人が着たときのイメージが湧きにくい |
| モデル着用 | 実際のフィット感、ドレープ、サイズ感 | 最も高い | 特定のモデルの体型や雰囲気に依存する |
多くのECサイトでは、商品一覧やスタイリング写真には置き画を使い、商品詳細ページのメイン画像にはゴーストマネキンやモデル着用写真を使うなど、複数の手法を組み合わせています。
バーチャル試着の入力データとしての置き画
置き画は、衣服の転写(garment transfer)のための入力データとして有効です。衣服の輪郭、色、柄が隠れることなくはっきりと確認できるからです。生成AIを活用したバーチャル試着(virtual try-on)システムは、着用時のシルエットを推測し、自然なドレープを合成するため、立体感のない写真からでもリアルな着用画像を生成できます。ニュートラルな背景で、正面から明るく撮影されたクリアな置き画を用意することが、最も良い結果を得るコツです。
FAQ
疑問にお答えします。
置き画はバーチャル試着のデータとして十分ですか?↓
基本的には十分です。特に、正面のシルエットがはっきりしているトップス、ワンピース、ニットなどには最適です。一方、着用時のシルエットが重要なテーラードジャケットやコートなどの立体的な衣服の場合は、ゴーストマネキンやモデル着用写真を使用することで、より精度の高い結果を得られます。
The 30-second version
関連用語
- ゴーストマネキン
- モデルやマネキンを写さずに、衣服が持つ本来の立体的なシルエットを見せる商品撮影の手法です。
- 衣服転送(ガーメントトランスファー)
- 商品写真の衣服を人物画像上にレンダリングし、自然に着用しているように見せるAI技術のプロセス。
- バーチャル試着(VTO)
- 買い物客が購入前に、商品が自分(または自分の空間)でどのように見えるかをプレビューできる技術。